明後日5日は中学校の入学式ですね。
それぞれ学年が上がり、
小学6年生だった子供たちは
いよいよ中学生となります。
勉強の仕方も中学生になったら
小学生の勉強から中学生の勉強に変える必要があります。
その一つが、問題を解いた後に行う「答え合わせ」です。
小学校では答え合わせ用の冊子が学年末に配られることもあり、
普段は先生が丸つけをしてくれるということも少なくないと思います。
しかし、中学校では、基本は自分で丸つけをします。
その意味で、「答え合わせ」は勉強の質を大きく左右します。
ここで、丸つけに必要な手順を少し確認してみましょう。
マル、バツをつける
解答を見て、自分の書いた答えの正解、不正解を確認します。
解説を読む
問題集に解説がある場合、解説を読みます。
間違えた問題は、自分の考え方のどこを修正したらいいのかを考え、改めます。
また、正解した問題も解説を読み、まぐれで正解していないか、
または別解がないかを確認すると、より学習を深めることとができます。
問題を解き直す
「丸つけをしなさい」と聞いて、ここまで取り組める生徒は成績の伸びる見込みがあります。
間違えた問題をもう一度解きます。
答えを覚えてしまってやる気にならないという人は、
近くにいる人に解説と同じ説明をしてみましょう。
すると、不足している知識や途絶えている思考の道筋がわかります。
日を改めて解き直すと、もっと効果的ですね。
「丸つけ」をすると、本当にマルとバツをつけて勉強を終える人がいます。
しかし、中学生になったら、何のために丸つけをするのかを考え、
主体的に勉強に取り組めるようになるといいですね。