定期テストを次に活かすには

学び安石川です。

 

多くの中学で2学期中間テストが終わりました。

結果が帰ってきて、一喜一憂している生徒達です。

 

さてその定期テストですが、

学校の宿題でもない限り、見直しする子は少ないです。

「次の定期テストには関係ないから」

というのがその大きな理由だとは思いますが、本当にそうでしょうか。

 

そこで自学支援の一環として、

生徒の一人に次のような質問をしてみました。

「テスト問題って、どこからでてた?教科書?配布のプリント?」

「復習問題って何点分くらい出てたの?」

「それを踏まえると、次回に向けてどう勉強したら良いと思う?」

 

考えてみればあたり前なのですが、

定期テストは、次回テストにおける出題のされ方を推測するのにも利用出来ます。

ただ、これを意識して見直す生徒は少ないです。

 

例えば、今回とある中学の中3理科では、

現行内容8割、復習内容2割で出題されていました。

しかも復習内容の問題は、テスト範囲表に記載された問題集にある問題とほぼ同じでした。

この傾向は、次回も同様に続くかもしれませんよね。

 

さらに私は、自分の考えをすぐに教えるのではなく、

生徒にきっかけを与え、ジンワリと考えさせるようにしています。

なぜなら生徒自身で気づくことができたならば、それを活かして勉強しようとするからです。

 

生徒達一人一人が、自分で勉強の内容を考えて進めてもらいたいなと思っています。

 


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