「勉強がわからない」と生徒が言うとき、
何がわからないのかわかっていない場合があります。
複雑に絡み合った「わからない」を
一つ一つ解きほぐしていけば
小さな「わからない」に分解でき、対処できます。
しかし、分解できないと、
「わからない」というぼんやりした言葉にまとまってしまい
解決まで至らないことがあります。
そのため、「わからない」がそのままになってしまうのです。
例えば、
英語で問題が解けない場合、
問題文の英単語の意味が分かっていないことがあります。
このとき、多くの生徒が、
当てずっぽうで答えを書いたり、
分からない問題を空白にしてスキップしたり、
その場で「うーん……」と悩んでいたりします。
これが対処のできない状態です。
単語の意味を調べたり、
講師に聞いたりすれば分かるのですが、
自ら解決しようとする生徒は少数派です。
まずは自分で調べる。
この場合は英単語を調べたら解決です。
自分で調べると、
自分で学習を前に進めることができます。
生徒たちには、この力を養ってもらいたいと思います!