知識の結びつき:記憶を定着させる3つのポイント

小学校の卒業式で配布したノートの中に
ノートの使い方を書いたプリントが入っています。

今回の記事はその解説となります。
記憶の定着について、
3つのポイントをお伝えします。

このポイントを知って、
ノートの使い方に限らず、
勉強を有効に進めてもらえたらと思います!

 

では、まず、ノートの使い方の復習です。

  1. 授業で習ったことについて、何も見ずに思い出せる範囲で、できるだけたくさん書き出します。
    次に関係のある言葉やフレーズ同士を線で結んでいきます。

  2. 教科書や授業プリントなどを見直してどんな内容だったかを思い出します。
    見直したものを片付けた後に、もう一度何も見ずに先程書いたものに書き加えていきます。

  3. 最後に教科書などを見ながらまとめページを作ります。

 

以上のような手順でノートを使っていくと、
記憶に定着しやすいと考えられます。

では、これがどうして記憶に残りやすいのかを
以下で紹介したいと思います。

 

まず考えられるのが、

  • 思い出すことによる記憶の定着

です。
何も見ずに書くことで、
授業でどんなことを言われたかを思い出します。

しかも紙に書こうとするので
曖昧なままでは書くことはできず、
言葉にするようはっきりと思い出そうとします。

この「思い出して書く」という作業が
記憶を促進すると考えられます。

 

次に

  • 知識は他の知識と結びつくことで記憶に定着する

ということが考えられます。
例えば、丸暗記したときのことを思い出してみてください。
一夜漬けで丸暗記した知識は、
次の日のテストまでは覚えていたとしても、
その後も長く覚えてはいないのではないかと思います。

どうして記憶に長く残らないのか、
これはその後に思い出すことが少ないということもありますが、
同時に、丸暗記が、他の知識と結びついていないということも
理由として挙げられるのではないかと思います。

反対に、他の知識と結びついていると、
記憶に定着したり、他の知識をたどって思い出しやすくなったりします。
その例を、以下のクイズで考えてみましょう。

「草」を意味する英単語は「grass」と「glass」のどちらでしょうか。

普段英語を使わない人は、
はっきり「こっち!」となかなか言えないのではないでしょうか。

では、こんなふうに覚えてみてはどうでしょうか。
実は「green」「grow」「grass」は、語源をたどるとそれぞれに関連があります。
「植物である草(grass)は、成長し(grow)、緑色(green)になる」
という結びつきを持っているのです。(この文はあくまでイメージするためのものです)
だから、スペルにも「gr-」という共通点がありますね。

今、3つの単語を結びつけました。
さて、ここでクイズに戻るとどうでしょうか。
「草」を意味する英単語は「grass」だとわかります。

このことを知っていれば、丸暗記で「grassは草!」と覚えるより、
記憶に定着しやすくなるのではないかと考えられます。
知識は他の知識と結びつくことで記憶に定着するわけですね。

 

上のことに付け加えると、

  • 知っていることに結びつける

ことが大切であると言えます。
先程の「grass」の例が有効なのは
既に「green」「grow」「grass」という単語が頭に入っている人です。

新しく覚える人にも、効果がないわけではありませんが、
既に知識を持っている人が新しい結びつきに気づき、
頭の中のネットワークを新しく構築するときに、より学習が促進されます。

だから、「これは何と結びつくのか」と考える習慣はとても大切です。
結びつけるものは、推しのアイドルに関することでも、
ゲームのキャラクターに関することでも何でも構いません。
既にある知識に結びつけることで理解力を高めます。

 

この記事では、記憶の定着について、
以下の3つの観点をご紹介しました。

  • 思い出すことによる記憶の定着
  • 知識は他の知識と結びつくことで記憶に定着する
  • 知っていることに結びつける

この見方を記憶に対して持っていることで、
このノートの使い方に限らず
暗記全般に応用することができます。

また、ノートについても、
以上のような意識を持っていて使うのと
そうでないのとで結果が変わってきます。

ぜひ、今回の記事を参考に、
勉強を実りあるものにしてもらえたらと思います。


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