小学校から中学校への算数の架け橋:割合の重要性

小学校の算数で習う「割合」。
これを難しいと感じている小学生は少なくありません。

学び安に通う小学生たちも苦手としている子が多いように思います。
そのような子たちは、例えば「200円の30%引きが何円になるか」をぱっと答えられません。
子どもたちにお店で30%引きシールが貼ってあったらどうするか聞いてみたところ、
「値札を見る!」と答えてくれた子がいました(笑)
確かに最近は、値札に値引き後の金額が書いてあること、ありますね。

話は変わって、中学校に進学すると、
割合は数学だけでなく、理科や社会にも広く活用されます。
例えば、理科では濃度や密度の計算、社会の統計データの読み取りなどです。

今年度の社会の定期テストでも、
割合の計算問題が出されました。
中学1年生の問題から、改変して1つ例を挙げます。

例題:以下の表は日本の労働者総数と産業別人口の割合を示している。日本の第2次産業で働く人の人数は、約何人か。選択肢から選びなさい。
資料:

総数 6,673万人
第1次産業 3.2%
第2次産業 24.0%
第3次産業 72.8%

(出典:「データブック オブ・ザ・ワールド 2023年版」)

①約200万人  ②約1,600万人  ③約2,800万人  ④約4,800万人

解けたでしょうか?
この問題では、24%という数字を見たときに、
4分の1と大体同じだとわかると、
総数を4で割ると答えに近い数字になり
正しい選択肢を選ぶことができます。

答えは②です。

割合の計算方法を知っていれば
中学校で習う知識がなくても解けたのではないでしょうか。

さらに、割合の概念を身につけておくことは、
中学校の授業だけでなく、実生活でも役立ちます。

中学へ上がる準備として、
小学生の授業も受け付けています。
興味を持たれたら、ぜひ、体験に来て下さい。

入会までの4ステップ
https://manabian.com/4step/


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