新しい年が始まり、あとわずかで新しい学年がスタートします。
学び安では、この時期、今年の4月で中学生になる子供たちが、新しいステージに進む前に、
小学校で学んだ基礎をしっかりと身につけ、中学生活を充実させられるよう学習面から支援しています。
今回は、中学校進学を控えた小学生やその保護者の方に向けて、
国語の授業の一部を紹介します。
学び安の国語の授業では、小学生と中学生の両方が
主語・述語、接続語などに注目しながら文章を読んでいます。
なぜなら、これらの要素が文章理解において極めて重要な役割を果たすからです。
今回は特に、接続語の一例として「しかし」に焦点を当ててみたいと思います。
「しかし」という接続語はいつ使うのか、子供たちに尋ねると、
多くは「反対のとき」という答えが返ってきます。
もちろん、「反対」は重要な要素ですが、「しかし」は他にも使われる場面があることを伝えています。
たとえば、次の文を見てください。
「雨が降っている。しかし、傘をささなかった。」
ここでの「しかし」を「反対」と説明できるでしょうか。
実は「しかし」は、予想される内容とその結果が一致しないときにも使われる接続語なのです。
この例文では、雨が降っていたら当然傘をさすことが予想されますが、
実際には傘をささなかったという予想を裏切る内容が続きます。
そのため、「しかし」が使われているのです。
このように、「しかし」に限らず、授業では接続語の前後の文を見て、
その接続語がどのような役割を果たしているのかを確認します。
適切な接続語を選択する問題に正解していても、例えば「しかし」が正解だけど、
何が反対になっているかを理解していない生徒もいるかもしれません。
この問題形式は愛知県の公立入試でもよく出題されるので、
接続語を選ぶ根拠を理解するまで練習することが大切です。
また、この練習をすることで、さらに良い効果が期待できます。
なぜなら、接続語は文と文、段落間の関係を明らかにし、文章の読解を助けてくれるからです。
文章が理解できるようになることは、将来的にも役に立ちます。
小学校で既に学習している接続語も、その重要性を理解し、
中学生になる前にしっかりと復習してほしいと考えます。
学び安では、中学生になる前の準備として、このような授業を提供しています。
興味を持たれた方は、ぜひ見学にお越しください。
入会までの4ステップ
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