「ゆとりがある。」
教科指導を受けているI君に、
「通っていてどう?」と聞いたときに、ボソッと呟いた感想です。
保護者の方が聞いたら、顔をしかめそうな言葉ですね。
I君が以前行っていた塾では、
沢山の宿題が出たそうです。
学校の課題だってやりきれないのに、
塾の宿題も加わる。
やりきれず、疲労困憊…
やる気を失せてしまったそうです。
そのようにならないために、
学び安では、学校配布教材が最優先です。
学校から課される宿題の提出が先です。
それには3つの理由があります。
①定期テストや入試問題は、教科書をベースにして問題が作られているので、学校配布教材で十分学習できる
②学校配布の問題集を繰り返し解いた方が、憶えるのに効果的である
③提出物に丁寧に取り組むことで、学校の先生の評価も上がり、内申UPが期待できる
学校課題を優先させる代わりに、
・まずは一回、自分の力でやりきること。
・できなかった問題はもう一度解き直すこと。
・わからない問題は放っておかないこと。
という基本の取り組みができるように指導しています。
生徒にとっては、宿題の総量が増えるわけではありません。
だから生徒は「ゆとり」と表現しているのですが、
それでも、取り組み方が変わることで勉強時間は増え、
学習効果はグンとあがります。
学校教材以外のものを使用するのは、
・学年を下げて勉強し直さなくてはならないとき
もしくは
・余裕をもって学校課題を終わらせることができるようになったとき
という場合だと考えています。