英検に「新研究」を活用しよう!

「英検準2級を受けたいけれど、どんな勉強をしたらいいですか?」
そんな相談を受けることがあります。

英検を主催する日本英語検定協会では、
3級は「中学卒業程度」、準2級は「高校中級程度」と位置づけています。
相談に来る準2級にチャレンジしたいと考えている生徒の多くは中学生。
3級までは合格していて、「次は準2級!」と意欲的な姿勢が見られ、
とても素晴らしいことだと思います。

ただし、準2級に向かう前に一つ確認しておきたいのが、
「3級までの文法がしっかり身についているか」ということ。
実際には、3級に合格していても、その土台となる文法に不安が残る生徒が少なくありません。

そんなときにおすすめしたいのが、学校で購入している「新研究」です。
これは中学3年生になると購入する問題集で、5教科それぞれ1冊ずつあります。
英語の「新研究」では中1〜中3の文法事項をしっかりと復習できる構成になっています。

英検の受験級に合わせて、新研究のどの部分に取り組めばよいかを見ていきましょう。
英検3級・準2級を受験予定の人は、新研究を一通り解いてみて、理解できていない文法がないかチェックしてみましょう。
4級を受験予定の人は、1・2年生の文法単元を新研究で確認してみましょう。

ちなみに、昨年から英検準2級では、大問1の文法問題が削除されました。
とはいえ、文法の知識は長文読解にもリスニングにも欠かせません。
文法がわかっていないと、結局は文章の意味が取れなくなってしまいます。

せっかく学校で購入している「新研究」、ぜひ積極的に活用してみてください。
学び安でも、学校で購入している教材を有効活用するよう生徒たちに話しています。
新研究以外にも、すでに持っている教材をどのように使ったらいいか迷っている人は、ぜひ講師に相談してみてください!


コメントを残す